頼まれものを購入するため、嵐山のメイン通りにある「りらっくま茶房」へ。
購入後、メイン通りを西へ歩いて、渡月橋を渡りました。
先月、台風21号の暴風で欄干が倒れ修復中でしたが、修復工事はかなり進んでいるようで、まもなく完了しそうでした。

早朝に小雨が降っていた京都市内でしたが、昼前には青空が見えるようになりました。
渡月橋から眺める桂川の流れは清らか。
秋らしい爽やかな風に吹かれながら、人の流れにまかせて橋を渡りました。
北方向に見える堰は「一ノ井堰」。
川岸に設置された案内板には
「桂川の水を田畑に送るため、古くは5世紀末に設けられたという農業水利施設です。嵐山の水面の風景をつくる礎ともなっています。一ノ井堰から流れゆく洛西用水は、下流で枝分かれし、今も地域の田畑を潤し続け、京野菜やお米を育んでいます」
との説明書きがありました。

堰き止められた川は水深が増し、池のようになっています。
それを利用して、貸ボートが設置してあります。
僕も昔、乗ったことがあります。

渡月橋上流一帯を大堰川と呼ぶ
渡月橋上流一帯は昔から大堰川と呼ばれ、平安時代から舟遊びが盛んで、今でも屋形船が航行しています。
夏には鵜飼も行われています。

11月は紅葉シーズン。
渡月橋一帯は色鮮やかな紅葉に包まれます。