京都の蹴上というと、インクラインや南禅寺が有名ですが、山科に向かう方角の山の小路を進んだところに日向大神宮という古い神社があります。
今の時期は紅葉が美しく、紅葉の隠れた名所になっています。
11月23日、山科毘沙門堂を参拝したあと、南禅寺に向かうために旧東海道を歩き、その途中で寄ってみました。今日で二度目の訪問となります。
広い車道から山に向かう細い道に入ると、琵琶湖疎水合流地点に出ます。疎水にかかる橋を渡り、さらに山側へ歩きます。

途中に民家や古い民宿のような木造の建物があり、はたしてここに人が住んでいるのか?と気にしながら山道を登りました。
道を登り切ると、急に視界が広がり、神社の境内前の広場に出ました。
境内に続く石段の脇には紅葉したカエデが見えます。

石段を登って、境内へ入ると、社務所と拝殿、それと神明造りの外宮、さらに奥の方に内宮が見えます。
内宮は伊勢神宮と同じ天照大御神を祀っています。
京都の東の外れに天照大御神。
ここはかなりのパワースポットなんですね。
公式サイトによれば、境内には十数社の神社があり、そのご利益は厄除、商売繁盛、縁結びなど。

内宮から外宮を見下ろして撮影。

境内から石段下を撮影。色付いた紅葉が美しい。

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