京都近郊を生活圏としてかれこれ35年近くになりますが、行ったことがない場所が結構あります。
上賀茂神社もそのひとつです。
上賀茂神社は通称だそうで、賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)というのが正式名称だそうです。
神社の由緒とか詳細は公式サイトでご確認を。
上賀茂神社(賀茂別雷神社:かもわけいかづちじんじゃ)公式Webサイト
上賀茂神社のお祭りといえば、毎年5月15日に開催される賀茂祭。葵祭という名の方が一般的には知られている大祭です。
実は僕は葵祭も一度も観たことがありません。いつか観たいとは思いますが。
上賀茂神社へ行く公共交通は市バスが一番楽なんですが、今回は京都駅から地下鉄に乗って北大路駅で下車。そこから鴨川沿いを歩いて行きました。約25分の道程です。
先月までの寒さとは打って変わり、今日はかなり暖かったです。20度を超えていたのではないでしょうか?
御薗橋を渡って、そのまま真っすぐ進むと上賀茂神社の赤い鳥居が見えました。
一の鳥居です。
上賀茂神社境内へ
一の鳥居を潜ると、長い参道となります。参道脇にはシダレザクラが植えられています。あと一か月もすれば桜が満開となって、参拝客を楽しませてくれるのでしょう。
二の鳥居を潜れば拝殿がある敷地に入ります。歴史ある神社だけに、それぞれの社殿からは風格を感じさせられます。
二の鳥居の正面には細殿(拝殿)があり、その前にはふたつの立砂が盛られています。
今日は日がいいのか拝殿内では結婚の儀が行われていました。
本殿は境内をさらに奥へ入った場所にあります。立派な楼門を潜れば本殿となります。
本殿で参拝し、今後の無事と繁栄を祈願しました。
境内には渉渓園という庭園があり、平安装束の歌人たちが小川に杯を流しながら和歌を詠む「賀茂曲水宴」(かもきょくすいのえん)呼ばれる祭事が行われています。
御神木「睦の木」
渉渓園にある睦の木。樹齢が300年以上もあるスダジイの巨木です。2本の木が二つに重なっている連理の木です。
神社にはたいていご神木がありますが、この巨木からは相当なパワーが感じられました。
願い事を叶えるパワーストーン
渉渓園にはパワーストーンもありました。
「願い石」と呼ばれるこの石はかつてこの場所に龍の住む池があって、池の底から出てきた石だそうで、両手で同時に触れることで強力なパワーを頂けるそうです。
早速、僕もそのパワーを頂きました。
二葉姫稲荷神社に続く参道
境内を流れる小川の流れの先に向かって歩いていたら数基の鳥居が続く参道がありました。
参道口に「二葉姫稲荷神社」と彫られた石碑が建てられていて、参道の先には稲荷神社があるのはわかったのですが、なんだか気味が悪いので登るのはやめました。
家に帰ってからネットで検索したら、なんと有名な心霊スポットでした。
参道の先には幽霊が???。
行かなくてよかった。
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