京都にはたくさんの神社がありますが、その中でも女性にだけご利益がある神社があります。
一部だけですが、紹介させていただきます。
美人になれる?河合神社
まずは左京の下鴨神社境内糺の森の中にある河合神社。

この神社の御祭神は玉依姫命。古くから女性の美の神様として信仰されています。
特徴は絵馬が鏡を模した「鏡絵馬」。
お詣りした女性は自分の似顔絵を絵馬に描いて美人になれるように奉納します。

美のパワースポット 八坂神社/美御前社(うつくしごぜんしゃ)
八坂神社の境内奥にある美御前神社。「うつくしごぜんしゃ」って読むんですね。

御祭神は「宗像三女神(むなかたさんじょじん)」と呼ばれる3人の女神。
多岐理毘売命(たぎりびめのみこと)
多岐津比売命(たぎつひめのみこと)
市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)
この中でも市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)は七福神の弁財天と同じ神様として崇められ、さらに美貌の神様・吉祥天とも融合していたので、財福、芸能、美貌にご利益があるとのことです。
美人顔が描かれた青い旗が目印。目立っているから場所はすぐにわかります。
僕も八坂神社に寄ったときは時々お詣りさせていただいています。
参考:
女性の厄除け神 市比賣神社
五条の河原町通り近くにある神社で、河原町通りから少し小路へ入ったところに境内入り口があります。

住宅に挟まれた小さな神社ですが、女性専門の厄除け神社だけあって、女性参拝客で賑わっていました。
御祭神は
多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)
市寸嶋比賣命(いちきしまひめのみこと)
多岐都比賣命(たぎつひめのみこと)
神大市比賣命(かみおおいちひめのみこと)
下光比賣命(したてるひめのみこと)
の五人の女神様で、女神様ばかりをお祀りしていることから女性の守り神とされています。
良縁・子授け・安産等にご利益があり、特に女人の厄除けとして名が知られているようです。
悪縁を切って、良縁を結ぶ 安井金毘羅宮
女性専門の神社ではありませんが、そのご利益から女性に人気がある有名な神社が東山にある安井金毘羅宮です。

入口の鳥居に掲げられている言葉「悪縁を切り良縁を結ぶ祈願所」に示されているように、この神社のご利益は「悪縁切り」です。
参拝客に女性が多いのはそれだけ社会のおける女性の立場がまだ弱く、会社の上司、同僚、さらに御主人から不遇な扱いを受けているからでしょう。
境内にはたくさんの絵馬が奉納されていますが、書かれた祈願文を見ると、かなり衝撃的な内容が書かれているので、正直ぞっとします。

境内には「縁切り縁結び碑」という高さ1.5メートル、幅3メートルの絵馬の形をした巨石が置いてあって、中央の穴をくぐり抜けることで、願いが叶うとされています。
石には縁切り祈願が書かれた身代わりのお札となる形代(かたしろ)が貼られていて、お札の山のように見えています。

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