4月13日、平日でしたが、仕事が休みでしたので、一年振りに嵐山を散策しました。
昨年は北側の嵯峨野方面へ行くことができなかったので、今回は嵯峨野方面を中心に散策。
嵯峨野といえば竹林の小径。
昨年も竹林の小径を散策しましたが、奥まで行ってUターンしました。
竹林の小径は相変わらず外国人を中心にした観光客でいっぱいで、ゆっくり歩く彼らを追い抜きながら径の奥まで進みました。

髪の毛の神様/御髪神社
竹林の小径を抜け、トロッコ嵐山駅の横を通り抜けると、大きな池がありました。
水が抜かれていて、池の底が見えています。
池の西側のほとりに御髪神社がありました。とても小さな神社です。

日本で唯一の髪の毛の神社だそうで、髪の健康、理容美容関係の資格試験合格のご利益があるとのことです。
僕も髪の毛が薄くなってきているので、お詣りさせていただきました。
勢いがなくなった頭部に活力が戻ることを願って。
境内に奉納された玉垣は髪関係の有名な企業の名前が連なっています。
紅葉の名所/常寂光寺
池のほとりの小径を北へ進むと、すぐに常寂光寺があります。
古来から紅葉の名所とされた名刹です。
ここまで来ると竹林の小径の雑踏はなく、とても静かです。
今は花もみじが見頃ですが、今回は境内へ入らず、総門から奥を眺めるだけにしました。
奥へ入るには拝観料500円が必要です。

境内の情報は公式サイトで確認できます。
俳人・向井去来の庵/落柿舎
常寂光寺の総門前を少し歩くと、開けた原っぱがあって、その向こうに落柿舎があります。
松尾芭蕉の弟子・向井去来が営んだ庵で、師匠の芭蕉も滞在し、嵯峨野の名刹を巡ったそうです。

入園料は250円。
舎内には数名の観光客の姿が見えました。

二尊院
柿落舎からさらに北へ進みました。
100メートルほどで二尊院の総門前に出ます。

ここも境内へ入るには500円が必要です。
総門から奥に伸びる参道の脇にはカエデと桜が交互に植えられていて、春は桜、初夏は青もみじ、秋には紅葉を楽しみながら散策ができるようです。

平家物語、悲恋の尼寺/祇王寺
二尊院も総門から眺めただけで通過し、そのまま北へ。住宅街の合間を縫うように200メートルほど歩くと、新緑に包まれた小径になります。

さらに奥へ進むと、祇王寺の看板がありました。
公式サイトによれば
平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が清盛の心変わりにより都を追われるように去り、母と妹とともに出家、入寺した悲恋の尼寺
とあります。

石段を上がると、祇王寺の入り口がありました。
拝観料は300円。
中へは入らず、祇王寺を後にして、この後、あだしのへ向かいました。

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