5月5日は子供の日ですが、同時に立夏でもあり、暦の上では夏が始まります。とてもいい天気だったので、新緑を見に京都・下鴨神社を散策しました。京都駅を降りてから、五条通りに出て、鴨川沿いをひたすら北上。約1時間半かけて下鴨神社境内にたどり着きました。
下鴨神社の南側入り口あたりに河合神社があります。河合神社は下鴨神社の摂社のひとつ。御祭神が神武天皇の御母神になる玉依姫命(たまよりひめのみこと)で、女性が美しくなりたいという美容に関しての願望や、安産・育児・縁結びなど、女性ならではのお願いごとを叶えてくださる神様なのですね。
女性の願いを叶えてくださる神様だけあって、境内は女性ばかりです。男性は付き添いのお父さんやお子さんがいるくらい。
この神社の絵馬が変わっていて、「鏡絵馬」と呼ばれる手鏡の形をした絵馬なのです。絵馬にあらかじめ描かれた顔を自分の顔に見立てて、美しい女性になれるよう願いを込め、お化粧して奉納するのです。「鏡絵馬」へのメイクは自分の化粧品でした方がいいらしいです。
ちゃんとお化粧室まであります。
方丈記で有名な「鴨長明」は河合神社の神官の家系に生まれましたが、重職に就くことができず世を嘆いて「方丈記」を書いたと言われています。画像は境内に展示された鴨長明が住んだ方丈の復元建築です。
下鴨神社へ参拝に行った際には、女性にはぜひ参拝していただきたい神社です。
コメント
旅するいわお様
こんにちは。鴨川沿いにあるので、自然豊かでほんとうにいいところですね。
はじめまして
下鴨神社ってホントステキですよね。
京都に行ったら必ず行きます。
鴨川の飛び石も好きです。