ゴーデン・ウィークの中日(なかび)の5月4日。京都・東福寺の青もみじが観たいと思い出かけました。
京都駅から奈良線で1つ目の駅が東福寺なのですが、僕は歩くことが好きなので、京都駅から徒歩で行くことにしました。
八条口から南東方向へ向かって歩き、約40分で境内に到着。
観光客がいっぱいの秋の紅葉ーズンとは違い、ゴールデン・ウィーク期間中でも空いていました。
北門から入り、しばらく歩くと、「臥雲橋」を通過します。左手には鮮やかな青もみじの向こうに「通天橋」が浮かんでいます。紅葉シーズンはこの場所は絶好の撮影スポットになっていますが、青もみじも見応えがあります。

境内で青もみじを観るなら、拝観料を払ってでも「通天橋」を通らないといけません。
受付で拝観料400円を払って、いよいよ青もみじ鑑賞開始です。

「通天橋」に入る前にカエデ林が迎えてくれます。青もみじの中に紅一点の赤もみじ(出猩々)が。

「通天橋」から眺める青もみじは最高です。陽の光に照らされた約2000本の青もみじはとても眩しい。

「通天橋」から方丈の方向の眺めです。

「通天橋」を渡り終えたところで、振り返って全景を撮影。かなり長い橋です。

谷を下って、谷川を流れる石の橋を渡る。そしてふたたび登っていく途中で「通天橋」を見上げて撮影。
カエデの葉の間から覗きみる「通天橋」も風情があります。
東福寺はカエデばかりが植えられています。寺院にはたいてい植えられている桜が見当たりません。理由は室町時代に遡ります。東福寺の僧であり専属の画家であった吉山明兆が当時の足利4代将軍足利義持に、桜の木があると後世遊興の場となり、修行の邪魔になると進言し、伐採させたのだそうです。
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