京都を歩こう!ぶらっと京都歩き https://walking-kyoto.kusayan.com Thu, 16 Nov 2023 12:39:38 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.3 https://walking-kyoto.kusayan.com/wp-content/uploads/2021/04/cropped-kamigamo_HDR-s-32x32.jpg 京都を歩こう!ぶらっと京都歩き https://walking-kyoto.kusayan.com 32 32 外国人観光客がふたたび増えた京都 カオスな商店街となった錦市場 https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1728 https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1728#respond Thu, 16 Nov 2023 12:38:32 +0000 https://walking-kyoto.kusayan.com/?p=1728 コロナ禍による規制緩和が撤廃され、京都にはふたたび大勢の外国人観光客が訪れるようになりました。

9月24日、久しぶりに錦市場を散策してみました。

観光客にシフトした店たち

かつて錦市場は”京都の台所”と呼ばれ、京都市内は言うに及ばず、近隣の大阪、滋賀からも住民が訪れる生鮮食品、乾物、漬物などを扱う老舗が中心でした。

しかし、今や観光客、特にコロナ禍明けで押し寄せる海外観光客を対象とした店づくりに変貌していました。かつての面影はまったくありませんでした。

何の店なのか説明できない

とにかく、何の店なのかわからないような構えの店もあり、説明もままならないので、iphoneで撮影しまくった画像だけを紹介させていただきます。

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京都B級グルメ”ピネライス”を食べに六角通りを行く https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1696 https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1696#respond Sun, 01 Oct 2023 08:11:16 +0000 https://walking-kyoto.kusayan.com/?p=1696 チャーハン、トンカツ(ポークカツ)、カレーライスといえば外食で食べる定番メニューですね。この三食を一度に食べたい。この欲望を実現したのが京都のB級グルメ”ピネライス”です。

“ピネライス”はキッチン ゴンで食べられる

キッチン ゴンで”ピネライス”を食べられると知って、六角通りにあるキッチン ゴン六角店を訪問しました。

▼キッチン ゴン六角店店舗情報

住所
〒604-8117
京都市中京区六角通高倉東入プラネシア六角高倉1F

営業時間
平日:11:00~14:30,17:00~21:00
土日祝:11:00~21:00
定休日 : 水曜日

昼12時を回った頃でしたので、店内は満員。店頭には数名の客が順番待ちをしていました。

一度入店して、順番待ち用紙に名前を記入。一人で来ていましたので、カウンター席を指定。名前を呼ばれるまで外で待ちました。

関西テレビ「よ~いドン!」となりの人間国宝認定店

入口のガラス戸に関西テレビ『よ~いドン!』の名物コーナー”となりの人間国宝”認定証が貼られていました。

“ピネライス”を食べる

30分ほど待って、名前を呼ばれたので奥のカウンター席へ。

注文を訊かれたので、迷わず”ピネライス”を注文しました。チャーハンの量を220gから1000gまで6パターンから選べ、今回は220gを選択。かけるソースはカレーソースとデミソースの二種類から今回はデミソースで。価格は800円。

10分ほど待って、待望の”ピネライス”が運ばれてきました。サービスでコーンスープが付いてきました。

5ミリ幅でカットされた豚ロースのカツとチャーハンとデミソースを一緒に頬張る。三位一体の美味しさが口一杯に拡がります。これぞ男飯ですね。

キッチンゴン 京都六角本店 公式サイト

キッチンゴン 京都六角本店
キッチンゴン六角本店は、ピネライス発祥のお店として約53年の歴史を持ちます。京都の定番B級グルメとして、愛されるピネライスは自慢のチャーハンに、カツ・フライ・ステーキなどを乗せ、カレーやデミソースを合わせます。その他のトッピングもあり、選択...

キッチンゴン 京都六角店への交通手段

今回、キッチンゴン 京都六角店へは京阪三条駅から三条通を散策しながら歩きましたが、キッチンゴンを目的とするなら烏丸駅からが一番近道です。

阪急京都本線烏丸駅 / 徒歩5分、
京都市営地下鉄烏丸線 / 烏丸御池駅 徒歩5分
京都市営地下鉄烏丸線 / 四条駅 徒歩7分

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やっと規制が緩和されたゴールデンウイークに京都駅から平安神宮まで歩いてみた https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1679 https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1679#respond Sat, 06 May 2023 13:56:36 +0000 https://walking-kyoto.kusayan.com/?p=1679 3年ほど続いたコロナ禍規制がやっと緩和され、京都にも人が戻ってきているようです。状況を確認するため、ゴールデンウイーク後半の5月4日、久しぶりに京都駅から平安神宮まで歩いてみました。

今回は文字少なめ、写真中心の記事となります。

東本願寺

境内前の道路が歩行者用に整備されました。そのため、ゆったりと散歩ができるようになりました。

京都ゑびす神社から建仁寺

京都ゑびす神社から建仁寺へ入ったのですが、観光客はまばらでした。

京都ゑびす神社
建仁寺三門
建仁寺法堂

八坂通

八坂の塔が眺められる八坂通あたりはそこそこ人通りがありました。

八坂の塔
八坂庚申堂

産寧坂から清水坂

産寧坂から清水坂へ入りましたが、清水坂はコロナ禍前のような人通りでした。かなり多いです。

産寧坂
清水坂

八坂神社

八坂神社に参拝する人も多くありませんでした。

平安神宮

平安神宮前では「京都餃子大作戦2023春」が開催されていたので、人通りは多かったです。しかし、平安神宮に参拝する人はまばらでした。

まとめ

天気も良かったので、相当な混雑を覚悟していましたが、清水寺へ通じる清水坂がかなり混雑していた以外はそれほど混雑していなかったです。コロナ禍前は外国人の方が多かった印象ですが、今回はまだ日本人の方が多かった印象です。中国人観光客の訪日が本格化していないためでしょうね。

▼今回歩いた道のり

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東福寺近くにある五大堂同聚院”働く女性の守り本尊”の由緒とは? https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1618 https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1618#respond Mon, 06 Mar 2023 07:28:24 +0000 https://walking-kyoto.kusayan.com/?p=1618 先日、東福寺を参拝した際にたくさんの”働く女性の守り本尊”と書かれた赤い奉納旗を目にしました。

同聚院土力不動尊

“御開帳土力不動尊”と掲げられた門前に多くの参拝客がいました。

本寺の名称は同聚院。臨済宗東福寺派の寺院で、東福寺の塔頭です。1444年に文渓元作禅師が創建し、本尊は不動明王(重要文化財)です。同聚院は「五大堂 同聚院」とも呼ばれており、藤原道長が1006年に造営した五大堂の遺跡といわれています。

働く女性の元となった日本のシンデレラ・モルガンお雪さん

本寺がなぜ働く女性の守り本尊と呼ばれるようになったのか?

それは本寺を信仰していたモルガンお雪という女性に由来しています。

モルガンお雪とは?

モルガンお雪は明治時代に祇園の芸妓として働き、アメリカの大富豪と結婚したことで有名です。彼女は自分の意思で人生を切り開き、日本とアメリカの文化を橋渡ししました。彼女は京都の同聚院と折上稲荷神社に信仰を寄せ、その縁で「働く女性の守り本尊」と「働く女性の守り神」として多くの女性から敬愛されています。

ジョージ・モルガンとの出会い

彼女は明治35年の春、都をどりの時にジョージ・モルガンと出会いました。彼は失恋旅行中で、京都滞在中にお雪に一目惚れしました。彼はお雪に求婚しましたが、お雪は当時京都帝大の学生と恋愛関係にありました。しかし、ジョージが4万円でお雪を身請けするという話が新聞に掲載されたことで、お雪の恋人は別れを告げました。その後、ジョージは4年間で3度も来日し、お雪を口説き続けました。やがてお雪は彼の誠意に心動かされて結婚を承諾しました。

彼女は結婚後、アメリカやフランスの社交界で活躍しました。彼女は日本の文化や伝統を大切にし、着物や和食、茶道などを紹介しました。彼女は日本人としての誇りを持ち、日本女性が国際社会に通用することを示しました。彼女は夫との間に2人の子供をもうけましたが、夫は1915年に亡くなりました。その後、彼女は子供たちと共にアメリカで暮らしました。

夫の死後、1938年に再び帰国し、京都で暮らしました。彼女は京都でカトリック教会や慈善活動に関わりました。彼女は自分の名前にちなんだ白バラ「ユキサン」を愛し、同聚院に植えました。

彼女は1963年5月18日に京都で心臓発作により急死し、同聚院に埋葬されました。彼女の墓石には「モルガンお雪」と刻まれています。

【公式】京都 五大堂 同聚院(どうじゅいん)
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’23年伏見稲荷大社初詣 おみくじは大吉! https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1647 https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1647#respond Thu, 05 Jan 2023 08:20:33 +0000 https://walking-kyoto.kusayan.com/?p=1647 1月5日に伏見稲荷大社へ初詣

1月5日、2023年始めての京都散策として伏見稲荷大社へ初詣に出向きました。

表参道 2023/1/5撮影

平日なのに参拝者は多い

今日から仕事始めのところが多い割には混雑していました。

本殿 2023/1/5撮影

コロナ禍前とはいかないですが、外国人観光客の姿も。話声から韓国、東南アジア、欧州からの観光客のようです。英語は聞こえなかった。中国語も聞こえましたが、本格的に中国人観光客が増えるのは1月22日の旧正月前くらいからでしょう。

おみくじを引いてみたら大吉が出た

境内にはおみくじ授受所が数か所設置されていたので長い列を作ることなく、数分並んだだけで交換できました。授与料は200円です。

おみくじ授受所 2023/1/5

先におみくじ筒を引いて番号を確かめ、授受所で番号を告げ、200円で引き換えます。

今回は5番が出ました。巫女さんから手渡されたおみくじ札を確認したら”大吉”でした。書かれている文面もすべていい内容ばかり。今年は良いことがありそうです。

おみくじ

おみくじは32種類

伏見稲荷大社のおみくじの内容は変わっていて以下の32種類。幸福を呼ぶ神社のため”凶”がありません。

大大吉:2種類
大吉:6種類
凶後大吉:1種類
凶後吉:4種類
末大吉:3種類
末吉:3種類
向大吉:2種類
吉:2種類
中吉:1種類
小吉:1種類
小凶後吉:1種類
後吉:1種類
吉凶未分末大吉:1種類
吉凶不分末吉:1種類
吉凶相半:1種類
吉凶相交末吉:1種類
吉凶相央:1種類

人気のおもかる石

伏見稲荷大社の名物のひとつである”おもかる石”。千本鳥居を抜けた奥社奉拝所の奥にあります。たくさんの人が並んでいました。

2基ある石灯篭に乗った石を願いを念じながら持ち上げます。軽く感じたら願いが叶い、重いと感じたら願いが叶うのは難しいとされています。

おもかる石 2023/1/5撮影

金の稲穂を咥えたお狐さま

境内にはたくさんの狐の像があります。巻物を咥えた狐、宝珠を咥えた狐、鍵を咥えた狐、何も咥えていない狐。

本殿横に金の稲穂を咥えたお狐さまが鎮座されていました。とても神々しかったので、iphoneでパチリ。青空を背景にきれいな写真が撮れました。

金の稲穂を咥えたお狐様

伏見稲荷大社へはJRで京都駅から奈良線で2つ目の稲荷駅下車、京阪では伏見稲荷下車。

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紅葉シーズンに伏見稲荷から東福寺を歩く https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1607 https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1607#respond Mon, 28 Nov 2022 05:41:31 +0000 https://walking-kyoto.kusayan.com/?p=1607 京都一番人気の観光スポットは伏見稲荷でしょう。

伏見稲荷はJR京都駅から奈良線で2つ目の駅で利便性もあり、境内も広く千本鳥居、おもかる石など見どころがたくさんあります。

秋と言えば紅葉シーズンですが、京都一の紅葉スポットである東福寺は伏見稲荷のすぐ近くにあります。

今回はJRで稲荷駅まで行き、伏見稲荷から東福寺を歩いてみることにしました。

伏見稲荷

伏見稲荷は紅葉の名所ではないですが、敷地が山近くにあることで、周囲は木々に覆われています。

少なからずカエデもあり、他の落葉樹と合わせて紅葉が楽しめます。赤い鳥居と紅葉の赤の調和が美しく、映えスポットもあります。

伏見稲荷 2022/11/25撮影

外国人の受入れが緩和されたことで、見た目三分の一ほどは外国人観光客でした。コロナ禍前はほとんど外国人観光客でしたのでまだ少ないですね。

東福寺 臥雲橋から眺める通天橋

伏見稲荷から東福寺に行くには奈良街道を北方向に歩きます。道沿いは商店が立ち並んでいますが、どちらかというと人通りが少ない静かな道です。

伏見稲荷を出て、十五分ほど歩くと東福寺参道に出ます。

東福寺は紅葉の名所です。休日にはたくさんの拝観客で賑わいますが、平日の今日は比較的空いていました。見頃の時期を過ぎたこともあると思いますけど。

東福寺の正門にあたる日下門までの参道脇のカエデの紅葉も見応えがありました。

日下門に続く参道 2022年11月25日撮影

東福寺の紅葉は通天橋から眺めるのが一番見応えがありますが、通天橋を渡るには1,000円の拝観料が必要です。ピークを過ぎた紅葉を眺めるのに1,000円はちょっと高い。

参道にある臥雲橋から眺める通天橋も見応えがあって、通路なので無料で紅葉が鑑賞できます。

残念ながらピークが過ぎていたようで、葉が落ちて、枝が目立っていました。

東福寺臥雲橋から通天橋を眺める 2022年11月25日撮影

今回歩いた道のりです。

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京都-お気軽-紅葉スポット紹介 https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1588 https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1588#respond Mon, 07 Nov 2022 00:49:01 +0000 https://walking-kyoto.kusayan.com/?p=1588 11月に入りました。最低気温が一桁台まで下がり、カエデの葉も赤く色づき始める時期になりました。

京滋地域の紅葉の見頃は11月中旬以降です。過去の経験から11月23日前後が一番の見頃になると思います。

2020年、2021年はコロナ禍で紅葉見物は自粛していましたので、2019年以前の記録から京都の紅葉スポットを紹介します。

お気軽としているのは拝観料を支払うことなく、気軽に鑑賞できるスポットという意味で記述しています。その分、観覧客も多いのが難点ですけど。

毘沙門堂/山科区

毘沙門堂 2017/11/23撮影

毘沙門堂は京都市山科区の北方の山間にある天台宗の寺院です。

JR山科駅から徒歩で15分。住宅街の狭い道路を抜けると、真っ赤に染まったカエデ林が迎えてくれます。

駐車場はありますが、毘沙門堂までの道は狭く、対向車が来ると避けることができないので、JRか地下鉄、京阪電車を使って山科駅から徒歩で行くことを強くお勧めします。

毘沙門堂 2017/11/23撮影

▼毘沙門堂の紅葉鑑賞記事

日向大神宮/山科区日ノ岡

日向大神宮 2019/11/24撮影

京都東山の蹴上から山科方面へ向かう山間に日向大神宮があります。

地下鉄東西線蹴上駅で下車して、三条通を山科方面へ進み、蹴上疏水から山間の小道を登っていくと日向大神宮の境内に出ます。

▼日向大神宮参拝記事

南禅寺/京都市左京区

南禅寺 2019/11/24

南禅寺の三門周辺にはカエデの林があって、紅葉の時期は一帯が真っ赤に染まります。

水路閣 2019/11/24

南禅寺境内にある水路閣周辺にもカエデの木があり、レンガ造りの水路閣と紅葉の対比が美しいです。

▼日向大神宮から南禅寺に向かう道筋

▼南禅寺紅葉散策記事

哲学の道/京都市左京区

哲学の道 2019/11/24

哲学の道は花見スポットで有名ですが、秋には桜の紅葉とカエデの紅葉が楽しめます。

養源院/京都市東山区三十三間堂廻り町

養源寺 2016/11/23撮影

養源院は三十三間堂の東向かいにあるこぢんまりとした寺院です。ここには2016年11月23日に訪れたのですが、正門から本堂に続く参道脇の紅葉がとても美しかったです。

※注意:建物施設内は有料です。(拝観料 大人 500円  小中学生 500円)

養源院 【公式】
養源院は文禄三年(一五九四)戦国武将であった浅井長政の菩提を弔うために、長政の二十一回忌に長女·淀殿 (幼名茶々)の願いにより、豊臣秀吉によって建立されました。 現在の本堂は再建時の姿を留めているといわれます。
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京都駅から五条、東山を経由して平安神宮まで10キロを歩く https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1568 https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1568#respond Sat, 05 Nov 2022 13:39:46 +0000 https://walking-kyoto.kusayan.com/?p=1568 秋晴れの10月20日、平日の京都市街を歩いてきました。今回は京都駅から北方向へ歩けるところまで気の向くまま。

前回は6月中旬に京都駅から南側を2キロほどの散策でした。その前が4月9日の桜シーズン終わりの時期に蹴上から哲学の道銀閣筋まで約5キロの道のりでした。

東本願寺

東本願寺

いつも京都駅から歩き始めるときには東本願寺を訪問して境内を散策します。東本願寺を訪問した際は御影堂に入って正座してお参りさせていただくのですが、今日は法要があったため、入堂することはできませんでした。

五条大橋から覗く鴨川

五条大橋から覗く鴨川

東本願寺から五条通に出て、東方向に歩いて五条大橋を渡りました。橋の上から川面を眺めると大きな鯉が目に入りました。また少し向こうにはアオサギの姿が見えます。鴨川はサギ類を中心に水鳥を身近に観察できる好スポットなのです。

京都ゑびす神社

京都ゑびす神社

五条大橋から北方向へ鴨川沿いを歩き、松原橋のところで松原通を右方向に進みました。しばらく進むと大和大路通りの交差点に。そこを左方向に曲がって少し歩けば京都ゑびす神社に到着です。

京都ゑびす神社は西宮・大阪今宮神社と並ぶ日本三大ゑびす。商売繁盛の神様です。早速、ブログ集客アップをお願いしました。

建仁寺

建仁寺

京都ゑびす神社の東側には建仁寺があり、しばらく境内を散策しました。境内は広いですが、座るところがないのが残念。腰を下ろして立派な造りの三門や法堂を眺めていたい。

八坂通

八坂通

建仁寺の前は八坂通。東側へ進めば京都のシンボル八坂の塔がある法観寺に突き当たります。

ここは観光名所で、平日でも修学旅行生を中心に観光客が多い場所です。八坂の塔が眺められる撮影スポットで記念写真を撮る方で道が溢れています。

ねねの道

ねねの道

八坂通から二年坂を下り、維新の道を超えるとねねの道に入ります。みたらし団子の香ばしい香りの誘惑を堪えて、道を北方向へ。

八坂神社

八坂神社

ねねの道は円山公園まで続きます。公園内を西に歩いて八坂神社の境内に入りました。平日は参拝客が少ないのでお参りにはベストですね。

知恩院

知恩院

八坂神社から再び円山公園を経由して北方向へ進むと知恩院の門前に出ました。京都駅からここまでかなり歩きましたが、まだ少し体力が残っていたので知恩院境内へ入ってみることにしました。

壮大な造りの三門を潜って、少し急な石段を登ります。男坂と呼ばれるこの石段は一つ一つの石が高く、そのため急な傾斜となっています。脇には女坂という傾斜が緩やかな石段があるようですが、ほとんどの人は男坂の急な石段を登るのでしょう。

石段を登りきると広大な境内が広がり、阿弥陀堂、御影堂、さらにその奥に勢至堂、御廟があります。今回は御影堂前にある休憩場のベンチで疲れた足を休めただけで奥まで進みませんでした。

平安神宮

神宮通り

知恩院を出たあと、神宮道を進み、平安神宮へ。

今回のぶらっと歩きはここまで。約10キロの道のりでした。まもなく65歳。まだまだ歩けそうです。

平安神宮
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京都駅南側あたりをぶらっと東寺まで https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1550 https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1550#respond Fri, 17 Jun 2022 12:39:16 +0000 https://walking-kyoto.kusayan.com/?p=1550 6月の始め、梅雨入り前で真夏ような陽射しが照り付ける午後、京都駅南側を歩いてみました。

ポルタ、ヨドバシがある京都駅北側方面はよく歩くのですが、南側はイオンモール京都くらいまでしか行きませんでした。

京都駅南側の見どころと言えばやっぱり東寺でしょうかね。今日は東寺を最終地点として歩いてみることにしました。

イオンモール京都のSAKURA館、KAEDE館の間の道を抜けてしばらく歩くと九条通に抜けます。

東寺に向かうには九条通を西へ進みます。

近鉄東寺駅

油小路交差点を渡って、しばらく歩くと近鉄東寺駅がありました。

近鉄東寺駅
近鉄東寺駅改札口

京都駅の次の駅ですし、ここで下車する人は東寺への参拝客くらいなのか、随分こじんまりした駅舎です。

ミニシアター京都みなみ会館

近鉄東寺駅を過ると京都みなみ会館があります。僕はまだ入ったことはありませんが、通好みの名画を上映するミニシアターです。

ミニシアター京都みなみ会館

オフィシャルサイトによれば、1Fに126席のScreen 1、2Fに54席のScreen 2と30席のScreen 3の3つのスクリーンがあるとのこと。

2Fへは表にある階段を上がっていくようです。

京都みなみ会館
京都の映画館、京都みなみ会館の公式ホームページです。上映スケジュールやイベント情報、お得なサービスなどをご案内!オンラインチケットの購入もこちらからどうぞ!

東寺に到着

九条大宮交差点まで出ると、目の前に五重塔が見えました。バラエティ番組で京都の観光地が紹介される際によく映される搭です。新幹線からもよく見えるので、京都タワーと並んで京都のシンボルのような存在ですね。

九条大宮交差点

南大門より境内へ

九条通に面した南大門は東寺の表玄関のような存在。幅が約18メートル、高さが約13メートルと東寺の門の中でも一番大きく壮大な構えの門です。元は三十三間堂にあったものを明治28年に東寺に移築したそうです。

ではその前まではどんな構えになっていたのか?たぶんもっと小さな構えだったのでしょうかね。今は九条通という大きな道に面しているからこれくらいの大きな構えの門で丁度釣り合うでしょうけど、明治28年以前、特に江戸時代頃は九条通ももっと細い通りだったでしょうから門もこじんまりとしていた方が釣り合いが取れていますよね。

東寺南大門

南大門から境内を覗くと、金堂全体が眺められます。なるほど門から金堂までって、南大門から覗いて金堂全体が見えるような距離にしたのかな?なんて思わせます。

修行大師像

南大門を潜ってすぐ左側に修行大師像がありました。

弘法大師空海が修行のために各地を巡礼した際の装束の立像です。空海というと真言で様々な奇跡を起こしたというイメージがありますが、この立像を拝見するだけでも神々しいというか、何かご利益がありそうな気にさせます。早速、御祈祷させていただきました。

修行大師像

国宝 金堂

金堂は東寺の中心的な存在の建物で国宝です。

1486年に土一揆が起こった際に焼失したのですが、その後1603年に豊臣秀頼の寄進により再建されたのが現在の建物。立派な造りは入母屋造本瓦葺きという様式です。

東寺金堂

中に入るには拝観料が必要なので、今回は入堂しておりませんが、堂内には本尊の薬師如来坐像と日光菩薩、月光菩薩の両脇侍像が安置されているそうです。

薬師如来は大医王、医王善逝(いおうぜんぜい)とも称するように病苦を取り除いて悟りに至らせようと誓った仏様。人間から見ると病気にご利益がある仏様ということですね。

弘法大師空海の住まい 御影堂(大師堂)

大師堂とも呼ばれ、弘法大師空海はここで講堂の立体曼荼羅を構想し、造営工事の指揮をとったそうです。

前堂、後堂、中門の3部分からなる複合仏堂で後堂には空海の念持仏とされる不動明王坐像が安置されています。誰でも無料で拝観できます。

東寺御影堂

北総門

境内を北に向かうと北総門に出ます。南大門と比べるとかなりこじんまりとした門です。

東寺北総門

北総門から北へ歩き、左手に洛南高校の校舎を眺めながら進むと八条通りに抜けました。

洛南高校

八条通りに出て、そのまま通りを京都駅に向かって歩き、今日のぶらっと歩きは終了です。

東寺は境内を抜けただけでしたので、詳しくは紹介できませんでした。もっと知りたい方は東寺の公式サイトを閲覧してみてください。

東寺 – 世界遺産 真言宗総本山 教王護国寺
真言宗総本山 東寺〔教王護国寺〕の公式サイトです。境内・歴史の紹介、特別公開のお知らせ。法要や拝観のご案内。

歩いた日:2022年6月9日の昼過ぎ

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シーズン終わりの桜の道を歩く~蹴上から哲学の道 花筏が春の終わりを惜しむ https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1527 https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1527#respond Tue, 26 Apr 2022 13:59:21 +0000 https://walking-kyoto.kusayan.com/?p=1527 本格的な桜の見頃だった4月2日、3日の週末は残念ながら悪天候だったので、次の週末となる4月9日に桜の名所である蹴上から哲学の道にかけての桜の道を散策しました。

前回、桜のシーズンにこの界隈を散策したのは2016年4月2日で6年振りの散策となります。これだけ間隔が空いてしまったのはコロナの影響で自粛していたからです。

残念ながら満開のピークから一週間経ってしまい、花弁は散った後でした。特にソメイヨシノはほとんど散り、開花が遅い枝垂れ桜かヤマザクラのみが花を残しているだけでした。

前回、満開時期の散策レポートよければ参照してください。

日向大神宮の枝垂れ桜

日向大神宮

地下鉄東西線蹴上駅で下車して蹴上インクライン下のトンネル”ねじりまんぽ”を潜って、疏水にかかる大神宮橋を渡り日向大神宮まで歩きました。

手水舎横の紅枝垂がちょうど満開で見頃となっていました。山腹にはミツバツツジが彩を添えて、これもまた美しい。

ミツバツツジ

ここは観光客はあまり訪れず、来るのは地元のハイカーくらいでとても静かな場所です。

蹴上インクラインの桜はほぼ終わり

蹴上インクライン

日向大神宮を後にして、インクラインを歩きました。

インクラインの桜はほとんど散っていましたが、僅かに残った桜の花を楽しもうと多くの観光客が訪れていました。

満開の桜はとても美しいのに、花弁が散った後は無残な姿です。新緑の季節が待ち遠しい。

南禅寺三門近くの枝垂桜だけ見頃

南禅寺三門の桜

南禅寺境内の桜もほとんど散った後でした。三門前の枝垂桜だけが見頃を迎えていました。

哲学の道の桜もほぼ終わり ヤマザクラだけ見頃

桜が散り始めた哲学の道

見頃の時期には美しい景観を見せてくれる哲学の道ですが、シーズン終わりは見どころも少ない。散策する人の姿も少なめでした。

ソメイヨシノよりも開花時期が遅いヤマザクラだけは見頃を迎えていました。

白川疏水の花筏

白川疏水の花筏

哲学の道の抜けた白川疏水には桜の花弁が水面を覆う花筏が長い距離続いていました。ついこの間まで哲学の道を彩った桜が最後の見せ場を作って、春の終わりを惜しんでいるようです。

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紅葉はピークを過ぎたけど東山界隈は観光客で大賑わい https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1507 https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1507#respond Sun, 12 Dec 2021 13:17:25 +0000 https://walking-kyoto.kusayan.com/?p=1507 伏見稲荷から京阪電車に乗って清水五条駅で下車。六波羅蜜寺を経由して松原通りに入り東へ進むと東大路通へ出る。東大路通を少し北へ進み八坂通へ入ると八坂の塔が見えてきました。

人気撮影スポット八坂の塔

八坂通り

東山界隈のシンボルとなっている八坂の塔は臨済宗派の法観寺の五重塔です。

絶好の撮影スポットであり、今日もカップルが結婚衣装で撮影していました。人通りも多いですね。

若い女性で賑わうカラフルな”くくり猿”の八坂庚申堂

カラフルな”くくり猿”で人気がある金剛寺八坂庚申堂にも若い女性たちがたくさん来ています。

八坂庚申堂 金剛寺

二寧坂から産寧坂そして清水坂には人が溢れる

二寧坂、産寧坂にある土産物屋はすべての店が開いていていました。いつもの京都が戻った感じです。

二寧坂
産寧坂

清水寺へ向かう清水坂には観光客が溢れていました。通りに面した各お店も繁盛している様子でした。

清水坂

外国人観光客を迎えることはしばらく無理でしょうが、国内観光客だけでも随分な賑わいです。過去、外国人観光客向けに進みつつあった京都の観光。これを機会に本来の姿に戻って欲しいですね。

今回の経路 ]]>
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1年半振りに伏見稲荷神社に参拝 外国人観光客がいなくなり本来の姿を取り戻す https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1496 https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1496#respond Sun, 12 Dec 2021 10:02:17 +0000 https://walking-kyoto.kusayan.com/?p=1496 師走に入った12月11日、1年半振りに伏見稲荷神社を参拝しました。

インバウンド前の本来の賑わいが戻る

外国人観光客から一番人気だった伏見稲荷も今は日本人参拝客だけ。それでも結構人出は多かったです。インバウンドで外人観光客が激増する前の状態、本来の伏見稲荷の様子に戻った感じがします。

コロナ禍以前の伏見稲荷は外国人観光客ばかり。初詣シーズン以外は境内には外国人観光客ばかりだったように記憶しています。なにせ伏見稲荷は外国人注目度ナンバーワンの観光地だったのですから。

外国人観光客が増えたことで、日本人参拝客が激減していました。

2019年以降のコロナ禍で一時参拝客も減少しましたが、2021年秋以降、緊急事態宣言が解除され、境内にかつての日本人参拝客の姿が戻ってきました。

千本鳥居もスムーズに通過できる

外国人観光客でごった返していた頃は境内にある人気スポット千本鳥居はゆっくり歩くことができませんでした。

今回はゆっくりiPhoneで動画撮影しながら通過することができました。

30秒の短い動画をYoutubeにアップロードしましたのでご覧ください。

以前は人がいない赤い鳥居が建ち並ぶ写真を撮影することが困難でしたが、今回は撮影できました。奥の方に人影が見えるのはご愛敬。

数が減ったものの露店も健在

伏見稲荷参拝の魅力でもあったB級グルメの露店も数が減ったものの営業していました。

伏見稲荷参道商店街名物すずめの丸焼き

伏見稲荷参道商店街前も参拝客で賑わっていました。名物のすずめの丸焼きも健在。香ばしい香りが通りに充満していました。

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夏越の祓え~京都「茅の輪くぐり」三社の風景 https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1313 https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1313#respond Wed, 24 Jun 2020 12:39:30 +0000 https://walking-kyoto.kusayan.com/?p=1313 6月も下旬を迎え、2020年ももう半年を過ぎました。

この時期、各神社では「夏越の祓え」の行事「茅の輪くぐり」が行われます。

「茅の輪くぐり」とは藁で作った大きな輪の中をくぐり、半年間の穢れを祓う儀式です。

茅の輪のくぐり方

ただ単に輪の中をくぐるのではなく、ちゃんと作法があります。

  1. くぐる前に一礼をする
  2. 「水無月の夏越しの祓する人は千歳の命のぶというなり」と唱えながら左回りにくぐり、輪の前に戻る
  3. 2回目も一礼をし、同様に唱えながら右回りにくぐり、輪の前に戻る
  4. 3回目も一礼をし、同様に唱えながら左回りにくぐり、輪の前に戻る
  5. 最後に改めて一礼をし、輪の中をくぐり、神前に進んでお詣りをする

つまり左回り、右回りを繰り返し、8の字を書くように回るということですね。

夫婦や友達連れなら、恥ずかしがらずにできそうですが、一人だと少し勇気がいりますね。

京都の有名神社三社の茅の輪くぐりの様子

6月21日の日曜、久しぶりに京都を散策しました。

伏見稲荷と東山界隈の二社、平安神宮、八坂神社です。

各社共に茅の輪が設置されていました。

伏見稲荷

伏見稲荷の茅の輪は楼門に設置されていました。

門柱と茅の輪の間に間隔がないため、作法通りにくぐることができなかったです。

その代わり、本殿に行くには絶対に茅の輪をくぐらないといけないですね。

伏見稲荷

平安神宮

平安神宮の茅の輪は応天門の真ん中に設置されていました。

くぐりたくない人は左右にある入り口から境内に入ればいいです。

僕は作法通りに8の字くぐりを行いました。

周囲にあまり人がいなかったので、この機会にトライしてみました。

平安神宮

八坂神社

八坂神社の茅の輪は本殿横の通路に設置されていました。

これだけのスペースがあれば作法通りにくぐることができます。

少しばかり行列ができていましたが、ほとんど男女ペアですね。

ひとり歩きの僕は列に並ぶ勇気がなく、ただ眺めていただけでした。

八坂神社
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県を跨ぐ移動自粛解除後に京都の有名観光スポットを歩いてみた/伏見稲荷から東山界隈 https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1299 https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1299#respond Tue, 23 Jun 2020 12:45:40 +0000 https://walking-kyoto.kusayan.com/?p=1299 6月19日に県を跨ぐ移動自粛が解除されました。

コロナウイルス感染による『新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言』が政府から発令されたのが4月7日。以降約2か月半続いていた不要不急の際の県を跨ぐ移動の自粛がやっと解除されました。

僕も休日での京都散策はいったん中止。本ブログも半年間更新していない状況でした。

梅雨に入り、雨模様が続いていましたが、解除と同時に天気も良くなってきたので、6月21日の日曜日に久しぶりに京都を散策してみました。

今回は伏見稲荷で参拝したあと、京阪電車で三条方面まで北上し、そこから東山界隈を徒歩で巡るというコースです。

伏見稲荷神社

伏見稲荷

伏見稲荷はTripAdvisorによる外国人観光客に人気の観光地で2019年まで6年間ナンバーワンとなっていて、境内にはたくさんの外国人観光客で溢れていました。

自粛明けの今日、数人程度の外国人の姿があったものの、ほとんどは日本人参拝客でした。

昨年までは外国人観光客の多さから敬遠されていたのが、この機会に見直されてきたのでしょうか?予想していたよりは人出は多いです。

祇園白川

祇園白川

京都らしい町家が立ち並ぶ風情が人気だった祇園白川ですが、外国人観光客が来なくなって閑散としていました。

かつては通りいっぱいに外国人観光客の姿がありましたが、今日は日曜なのに人出はまばら。

八坂通り

八坂通り

八坂の塔がある法観寺の前を通る八坂通りは人気の散策スポットです。

二寧坂(二年坂)に繋がる道でもあり、通り沿いには洒落た店もたくさん並んでいます。

今日は混雑とは行かないまでも、そこそこ人出がありました。

産寧坂(三年坂)

産寧坂

清水寺に繋がる松原通に抜ける産寧坂(三年坂)もコロナウイルス騒動前はかなり混雑している人気スポットでした。

今日は適度に人が流れ、通りに並ぶ店舗内の様子も、店頭からゆっくり眺められる状態でした。

2017年の紅葉シーズンに散策したときの記事も参考にしていただければ違いがわかるかと。


伏見稲荷から東山界隈を散策してみて感じたことは、かつてインバウンドが盛んでなかった頃、国内観光客で人出があった頃の京都に戻ったよう。

コロナウイルスの影響により、外国人観光客が来れなくなりましたが、しばらくはこの状態が続くでしょう。

かつては日本人観光客に支えられていた京都です。

この機会に再び日本人観光客に照準を合わせ、日本人が求める京都らしさを演出できるようになれば、観光地として復活できるでしょう。

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2020年京都初詣に伏見稲荷~下鴨神社~平安神宮を巡る https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1239 Sat, 04 Jan 2020 08:35:51 +0000 https://walking-kyoto.kusayan.com/?p=1239 オリンピックイヤーである2020年の幕明け、昨年と同じ1月3日に恒例にしている京都の神社初詣巡りをしました。

京都一番の人気スポットで商売繁盛祈願/伏見稲荷

伏見稲荷表参道

JR京都駅から奈良線に乗りふたつ目の稲荷駅で下車。電車も混んでいて、ほとんどの乗客が稲荷駅で下車したので、ホームから改札までは大混雑。

駅舎から出ると、すぐに伏見稲荷の参道に入れます。

伏見稲荷は京都でも一番の人気スポットのため、正月以外は外国人中心で日本人参拝客は少ないのですが、正月三が日に限っては、ほとんど日本人参拝客でごった返します。

拝殿に続く人の列で身動きが取れない状態で、流れに身体を任せるしかありません。

30分ほどで拝殿前に到着。でもお詣りは数十秒ほど。

今年は将来に向けての重要な年になるので、誓いを立てるようにお詣りしました。

伏見稲荷本殿

おみくじは末吉

毎年、伏見稲荷でおみくじを引くのですが、今年は「末吉」でした。

伏見稲荷のおみくじの縁起が良いとされる順番は
大大吉>大吉>凶後大吉>凶後吉>末大吉>末吉>向大吉>吉>中吉>小吉>小凶後吉>後吉>吉凶未分末大吉>吉凶不分末吉>吉凶相半>吉凶相交末吉>吉凶相央
ですので、6番目に良い結果ということですね。

昨年は「凶後吉」でしたから昨年よりは2ランク下か。まずまずでしょう。でも書いてある内容はあまり良いことではないです。

今はすべてが思い通りではなく、苦しみが多いが、一心に神に祈るしかない。心がけ次第で末には吉に転ずる。

こんな内容でした。

確かに今の状況は不安が多いばかりです。見抜かれているようでドキッとします。

氏神様への週に一度のお詣りはこれからも継続し、伏見稲荷へも定期的にお詣りさせていただくようにします。

次は三条方面へ向かうため、裏参道を通って、京阪電鉄伏見稲荷駅まで歩きました。

今年は出町柳駅まで乗って、下鴨神社まで行ってみることにしました。

下鴨神社での初詣は今回が初めてです。

伏見稲荷駅から急行出町柳駅行に乗ったのですが、途中三条駅で先行する特急に乗り換え。京阪の特急に初めて乗りました。

世界文化遺産で良縁祈願/下鴨神社

下鴨神社 糺の森入り口

京阪出町柳駅を降りてから、高野川に架かる河合橋を渡って、すぐに右へ折れると下鴨神社の参道に入ります。

しばらく歩いて、御蔭通りを渡ると、「世界文化遺産」と彫られた天然岩が出迎えてくれました。ここからが糺の森と呼ばれる原生林に囲まれた参道となります。

冬場なので葉が落ちた枝の合間から青空が眺められましたが、初夏から秋にかけては青々とした葉に覆われ、薄暗い静かな参道となります。夏場は涼やかな風が通る心が清められる道です。

正月は参道沿いに露店が並ぶんですね。たこ焼き、唐揚げなど油物グルメの臭いが辺りを包んでいます。気のせいか伏見稲荷の露店よりリーズナブルなような。

下鴨神社 楼門

露店が並ぶ参道を抜けると立派な楼門に到着。楼門の奥は多くの参拝客でごった返している様子。

楼門向かって左横に縁結びの御神木が祀られた「相生社」があります。多くの若い女性がお詣りのための列を作っています。

下神神社の正式名称は賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)と言い、祭神はその名の由来となった賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)と玉依媛命(たまよりひめのみこと)。

下鴨神社のサイトによれば

ご祭神 | 下鴨神社
賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)は、京都市左京区にあり。通称、下鴨神社(しもがもじんじゃ)ともいいます。式内社(名神大社)、山城国一宮、二十二社(上七社)の一社で、旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社です。

賀茂建角身命のご利益は 世界平和、五穀豊穣、殖産興業、身体病難解除、導きの神、勝利の神、方除、厄除け、入学、就職の試験などの合格、交通、旅行、操業の安全等多方面 。

玉依媛命のご利益は婦道(女性)の守護神として縁結び、安産、育児等など。

様々なご利益がありますが、特に男女の縁結びのご利益を求めて参拝する人が多いようですね。

僕の場合は夫婦の絆が高められるようにということでしょうか。なんちゃって。

京都の中心で開運を祈願/平安神宮

平安神宮 應天門

下鴨神社を出て、平安神宮へ向いました。

京阪出町柳駅まで戻り、川端通を南へ歩き、近衛通を通過して、京都大学附属病院を横に見ながら東大路通を南下します。

下鴨神社を出てから、約45分で平安神宮に到着しました。

平安神宮 境内

應天門前の手水舎でお清めをして、境内に進みました。広い境内なので、参拝客が多くても、ごった返し感はありません。多からず少なからずと言った感じ。

参拝する大極殿の前は長蛇の列ですが、拝殿は広いので、並んでもそれほど待ち時間はありません。

待つ間はスマホで周囲の写真を撮ったり(*注: 拝殿内は撮影禁止)、ネットニュースを読んだりして過ごしました。

平安神宮 大極殿前

数十分ほど待って、拝殿内に入り参拝を済ませました。

願い事はたくさんありますが、順番待ちする人が多いので時間は取れません。

神様へのお祈りには基本の言葉があるようで、

-祓え給ひ、清め給え、守り給い、幸え(さきはえ)給え-

と唱えればいいそうです。

祈ることがまとまらない場合はこの言葉を唱えればいいですね。短いですし。

平安神宮のおみくじは中吉

平安神宮でもおみくじを引くことにしていますが、今年は中吉でした。

まずまずですね。今年はいい年になるでしょう。

平安神宮 参道

帰りは露店が立ち並ぶ参道を通りました。大変賑やかで正月らしい光景でした。

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歳末の御金神社の参拝は行列覚悟で行く https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1229 https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1229#respond Sun, 15 Dec 2019 06:57:26 +0000 https://walking-kyoto.kusayan.com/?p=1229 京都の金運の神様で最初に思い浮かぶのは御金神社ですね。

名前からして御金(お金)ですから、自らお金の神様と言っているようなもので。

祀神は金山彦神。

本来は建築金型、建築設計、造船など建築に関わる金型を奉納する神様なんです。

いつのまにかお金=金運の神様に祭り上げられてしまったんですね。

そういう僕も宝くじを当てるために、ご利益があると言われる福財布を求めて御金神社へ参った次第なんです。

この行列は予想していなかった

御金神社は地下鉄烏丸御池駅から御池通りを西方向へ6分ほど歩き、北方向へ上がったところにあります。

今日は日曜日である程度は混雑していることを予想していたのですが、御池通りまで続く行列ができていました。

過去に数回参拝したことがありますが、これだけの行列を見たのは正月以来で、平月では初めてです。

今日は大安吉日で確かに日がいいです。歳末って毎年こんな感じなんでしょうか?

列に並んでいた方が「TVの影響やろ」って話してましたが、最近TV放送があったのかな?

こんな状態では福財布は売り切れてしまうだろうと不安がよぎりましたが、せっかくここまで来たし、天気もいいので、とにかく並ぶことにしました。

福財布買えました!

1時間ほどで境内に入れました。

本殿で参拝したあと、縁起物を販売している購買所で「福財布ください」と告げたら、「はい、千円です」と売り子のマダムが福財布が入っている袋を出してくれました。

※追記:2022/12/20に購入した際は二千円になっていました。

土日は売り切れることが多いとネットの記事に書いてあったので、諦めていたのですが、ちゃんと買えました。混雑を予想して多く手配してくれていたのでしょう。

福財布は風水で金運を呼ぶと言われている黄色地の不織布性の財布です。

この中に抽選待ちの宝くじを入れて保管しておくといいそうです。

はたして結果はどうなんでしょう。楽しみです。

手水舎でお金を洗う

御金神社の独特の参拝方法ではないのですが、お金に御利益がある神社では手水舎でお金を洗い、浄化するといいそうです。

御金神社も手水舎にお金を洗うためのざるが置いてあって、ここにお金を入れて、柄杓で水をかけ、お金を清めます。

この間、六波羅蜜寺の銭洗い弁財天を参拝したときもお金を洗いました。

お金は人から人へと渡り、その間に不浄な思念が付くこともあるので、このように浄化して祀るのがいいのでしょうね。

’20年初詣に出向く

年が明けて、1月11日の土曜日の午後、御金神社へ初詣に出向きました。

15日までは松の内のためか、今日も境内まで行列が続いていました。

「おたから小判」を買う

年末に福財布を購入したので、今日の目的は「おたから小判」です。財布に入れるために購入。

おたから小判

金色の包の中に小判型のお守りが入っています。
大きさは縦5センチ、幅3センチくらい。
昨年、長財布を新調したので、中に入れておくのには丁度いい大きさです。

福財布とおたから小判で今年の金運は良好になると信じたいですね!

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幻想的なイルミネーションに魅了される/京都駅ビル 2019光のファンタジー https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1222 https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1222#respond Sat, 14 Dec 2019 08:51:57 +0000 https://walking-kyoto.kusayan.com/?p=1222 12月5日、今年の年末恒例の京都駅ビル、巨大クリスマスツリーを観てきました。

巨大クリスマスツリー

京都駅ビルのサイトの説明は以下

京都市とアメリカ・ボストン市姉妹都市提携60周年を記念し、「赤」を基調に「花」で装飾し、アメリカ音楽とともに演出します。

12月25日まで10:00~22:30の時間帯にツリーが点灯しています。

会社帰りの人もいましたが、やっぱり海外からの観光客の人たちが多かったですね。

グラフィカルイルミネーションPlus

京都駅ビル開業15周年を記念して、2012年11月から始まった大階段グラフィカルイルミネーション。

171段ある階段中125段に約15,000個のLEDが散りばめられ、四季折々のイルミネーションで彩られています。

クリスマス2019は11月15日~12月25日の期間、15:00~22:00の時間帯にイルミネーション点灯が行われます。

Youtubeの京都駅ビル公式チャンネルではイルミネーションの映像が公開されています。

京都駅ビル公式チャンネル クリスマス2019

巨大ツリー、大階段イルミネーションへは中央改札口前中央コンコースから西側のエスカレーターを上がるといけます。

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福を求めて東山界隈を歩く https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1167 https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1167#respond Fri, 13 Sep 2019 12:29:11 +0000 https://walking-kyoto.kusayan.com/?p=1167 7月は梅雨の長雨で、8月は猛暑で散策ができませんでした。

9月になって、やや夏の暑さが落ち着いたところで、久しぶりに京都市街を散策しました。

何の目的もなく、ただウロつくのは疲れるだけなので、商売繁盛、金運向上にご利益がある神社を回ろうと思い立ちました。

京都で商売繁盛、金運向上と言えば、伏見稲荷、御金神社、京都ゑびす神社が有名ですが、それぞれ徒歩で行くにはかなりの距離です。

そのため場所を絞って散策することにしました。

今回は京都駅から歩いて行ける場所ということで、まずは五条と四条の間にある京都ゑびす神社に向かうことにしました。
距離にして約3キロ、約35分くらいかかります。

日本三大えびすの京都ゑびす神社

京都ゑびす神社

京都ゑびす神社は建仁寺の鎮守社ということで、建仁寺の境内の西側横にあります。

西宮神社、今宮戎神社と並んで日本三大えびすと呼ばれ、1月の十日ゑびすにはたくさんの参拝客で賑わいます。

でもイベントがないシーズンは日曜でも参拝客が少なく、ゆっくりと参拝できました。

御利益は商売繁盛、家運隆盛、旅行安全。

旅行にも御利益があるのは栄西禅師が無事中国から帰朝した後、本神社をお祀りになったことからだそうで、海外出張が多い方にはお勧めです。

ゑびす神社は漢字で書くと夷神社、戎神社、胡神社、蛭子神社、恵比須神社、恵比寿神社、恵美須神社、恵毘須神社があってそれぞれ何がどう違うのかよくわかりません。

ネットで調べてみると、ヒルコ神系と事代主神系の二種類あって、西宮神社がヒルコ神系で京都ゑびす神社と今宮戎神社が事代主神系とのこと。

鳥居の上のゑびすさん目掛けて硬貨を投げる

京都ゑびす神社で有名なのは境内中央にある石の鳥居。

鳥居の神額が箕の上に乗ったゑびすさんの顔で、その下には銭受けがあって、ここに入るように願をかけながら硬貨を投げます。

入れば願いが叶うと言われているので、何度でも挑戦してみましょう。

京都ゑびす神社
の上のゑびすさんの顔の下には銭受けが

本殿正面で祈願したあとは、左側に回ります。

本殿の左脇にも祈願できる場所があり、たたき板と呼ばれる板をコンコンと数回叩いてからお詣りします。

本殿に祀られているゑびすさんの右肩にあたる場所で、たたき板を叩くことで、高齢で耳が遠いゑびすさんに気付いてもらうためだそうです。

本殿脇にあるたたき板

六波羅蜜寺にある銭洗い弁財天

京都ゑびす神社から松原通を経由して600メートルほど南へ歩いたところに六波羅蜜寺があります。

六波羅蜜寺は平安時代の951年に空也上人が開創した寺院なのですが、境内に入口すぐに六波羅弁財天があります。

弁財天は七福神の中で唯一の女神であり、金運、財運、芸事にご利益があります。

お金を洗い願をかける/銭洗い弁財天

境内奥には銭洗い弁財天が祀られていて、備え付けの竹籠にお金を入れて、水で洗うことでご利益を得られるとのことです。

洗ったお金の一部を浄財として納め、残りを六波羅蜜寺の金運御守に入れて、お金を保管している場所に置いておくといいそうです。

銭洗い弁財天
銭洗い弁財天/竹籠にお金を入れて洗う

僕も100円玉と50円玉を籠に入れて水をかけて洗ってみました。50円玉を納めて、100円玉は財布に入れておくことにしました。

何よりも大切なのは、ご利益があると信じることでしょうね。

八坂神社にある向北蛭子神社

六波羅蜜寺を出て、北へ1キロほど歩いて、八坂神社へ入りました。

八坂神社内には本殿以外にたくさんの末社があるので、中には商売繁盛、財運にご利益がある神様がいらっしゃるだろうと思い、境内を散策しました。

四条通の突き当りにある西楼門近くに向北蛭子神社がありました。社殿が北向きに建てられていることから向北という名称が付けられ、平安時代から鎮座されているそうです。

「祇園えべっさん」という愛称で呼ばれています。

今宮戎神社のえべっさんの原点

大阪の今宮戎神社は八坂神社の氏子が今宮に移り住んだときに祇園のえべっさんを祀ったのが始まりだそうで、ここは今宮戎神社の原点となる神社となりますね。

向北蛭子神社

まとめ

残暑厳しい中、汗だくになりながら福を求めて歩いたわけですが、ご利益があるかのかは自分の努力次第です。

不安を抱きながら進めるより、信じて進んだ方が希望が成就するスピードは早いと思います。

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令和元年、初詣気分で平安神宮から下鴨神社そして京都御苑まで歩く https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1056 https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1056#respond Wed, 15 May 2019 11:55:13 +0000 https://walking-kyoto.kusayan.com/?p=1056 10連休半ばの5月2日、地下鉄東山駅から平安神宮、下鴨神社を経由して、京都御苑に至る道筋を歩きました。

5月1日を境に平成から令和へ元号が代わりましたが、4月30日、5月1日共にあいにくの雨模様。

令和2日目にやっと晴天に恵まれたことで、桓武天皇が祭神である平安神宮へ参ることにしました。

平安神宮

平安神宮

休日の割に参拝客は少なかったです。

10連休といっても、休日ではないところも多いためなのか?

でも写真を撮るなら人は少ない方がいい。

岡崎疏水

平安神宮の応天門を出て、冷泉通りを東方向に向かうと、琵琶湖疏水があります。
橋を渡り、疎水沿いに歩き、東大路通を右手に曲がると、東方向から十石舟が走ってくるのが見えました。

岡崎疏水十石舟めぐり

岡崎疏水の十石舟は桜の季節とゴールデンウィークの新緑の季節に運航されています。

東大路通に架かる橋の上から撮影しましたが、新緑に包まれた疏水上を走る十石舟はとても趣があります。

鴨川畔

丸太町通りに出て、東に向かって歩くと、鴨川に差し掛かりました。

ここからは河原へ降りて、鴨川沿いを北へ向かって歩くことにしました。

鴨川畔 荒神橋あたり

京都市街の中心を流れる鴨川。

初夏の陽ざしに包まれて、鴨川畔の歩道を歩くのはとても気持ちがいい。

向こう側に見える近代的な建物は京都府立医科大学付属病院です。

糺の森

鴨川デルタまで来たところで、河原から上がり、外宮橋を渡り、下鴨神社の参道へ入ります。

始めのうち民家が並んでいましたが、次第に周囲が緑の木々に覆われてきました。
糺の森(ただすのもり)です。

下鴨神社 糺の森

原生林に覆われた糺の森は国の史跡に指定されています。

森から発せられる生命パワーは疲れた心身を癒してくれます。

明日5月3日には流鏑馬神事が開催されるので、糺の森の横にある馬場は会場の準備中でした。

下鴨神社

糺の森を抜けると、下鴨神社の楼門前に出ました。

新緑の中から視界に入った深紅の楼門はとても鮮やかに見えます。

下鴨神社楼門

楼門を潜り、さらに中門を通って、本殿前で参拝。

河合神社

糺の森の入り口あたりを東側へ入ると、河合神社があります。

河合神社は神武天皇の母・玉依姫命が祭神で、女性の守り神であることから美人になれる神社として有名です。

今日も女性を中心とした多くの参拝客が訪れていました。

河合神社

絵馬に特徴があって、鏡絵馬と呼ばれているように、手鏡の形をしています。
この絵馬に自分が普段使っている化粧品で化粧を施し、願い事を記載してお供えをします。

境内には鏡絵馬御化粧室があって、そこで皆、熱心に鏡絵馬にお化粧を施していました。

出町桝形商店街

出町桝形商店街

河合神社を出て、賀茂川に架かる葵橋を渡って、加茂街道をしばらく歩くと、商店街がありました。
出町桝形商店街です。
桝形って変わったネーミングですね。

商店街というと、最近は人通りが少なくなって、日中でも店のシャッターが閉まっている状況になっているところが多いですが、ここは人通りが多く、活気がありました。

近くに大型ショッピングセンターがないことも理由のひとつでしょうが、それぞれの店舗が個性を出して頑張っているからでしょうね。

京都の商店街って、今でも活気があるところが多いです。

レトロな映画館/出町座

出町座

商店街の中に小さな映画館がありました。

一見したときは喫茶店かと思いましたが、よく見たら出町座という映画館でした。

レトロな外観のとてもいい雰囲気の映画館です。

入り口を入った1階部分は書店、喫茶コーナーになっていて、2Fと地下が映画館になっています。

上映作品は映画通が喜ぶ低予算ながら評価が高い名作中心。

出町座
京都 出町桝形商店街にある映画×書店×カフェのカルチャー拠点

京都御苑

平成から令和に元号が代わったこともあり、久しぶりに京都御所がある京都御苑に来ました。

御所には過去に一度入ったことがありましたが、今回は清所門の前まで。

京都御苑 御所

御所を見学する人は清所門で手荷物検査を受けて所内に入ります。

以前は春と秋の2回の一般公開期間しか入れませんでしたが、2016年7月から通年無料公開になっています。

今回歩いた道筋

今回歩いた道筋をGoogleMapで辿ったところ、総距離は約9キロ。
途中、脇道も巡っていますので、10キロは歩いたでしょう。

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伏見稲荷から今熊野観音寺まで歩く https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1035 https://walking-kyoto.kusayan.com/archives/1035#respond Wed, 24 Apr 2019 13:53:31 +0000 https://walking-kyoto.kusayan.com/?p=1035 伏見稲荷から徒歩スタート

JR京都駅から伏見稲荷へ向かうには、奈良線に乗り換えて稲荷駅で下車します。
稲荷駅を降りると、すぐに伏見稲荷の参道入口があります。

4月14日、昨日の抜けるような青空と違い、今日は薄曇り。
風景を撮る写真撮影にはあまりいい条件ではありません。

日曜日なので参拝客が多いと思っていましたが、予想したよりは少なかったです。
でも相変わらず外国人観光客は多いなぁ。

4月20日は稲荷祭(神幸祭)でした

伏見稲荷に参拝する際はいつも本殿前まで行くのですが、今日は何か行事があるようで入れませんでした。
今日は稲荷祭(神幸祭)の開催日だったようで、そんなことはまったく知らずに来ていました。

稲荷祭(神幸祭)神事

稲荷祭の起源云々を書くと結局どこかのサイトからのコピーのようになってしまうのでやめときます。
興味のある方は伏見稲荷公式サイトを閲覧してみてください。

伏見稲荷大社
1300年にわたって、人々の信仰を集め続ける「お稲荷さん」の総本宮 伏見稲荷大社の公式ホームページ

外国人のお目当てはここ千本鳥居

外国人観光客のお目当てはもちろん千本鳥居でしょうね。

インスタグラムを中心としたSNSの影響でかなり注目を集めるようになりました。

ほとんどの人がカメラやスマホを構えて写真を撮っています。
中には途中で止まって、相手の女性にポーズを取らせて撮影している人もいます。
迷惑だなぁ。

千本鳥居は途中で鳥居も一回り小さくなり、二手に分かれ、 奥に進む場合は右手の鳥居へ進みます。
左手は奥へ行った人が戻る場合に通る道です。

願いが叶うか?おもかる石に尋ねる

右手の鳥居を奥へ進むと、少し広い境内に出ます。
奥社奉拝所(奥の院)です。
背後は稲荷山となりますので、山を拝む社ですね。

ここには「おもかる石」というのがあって、一対の石灯籠の前で願い事を唱えたあと、石灯籠の上に置かれた石( 空輪(頭)と呼ぶそうです )を持ち上げます。

たくさん人が並んでいたので僕はトライしませんでしたが、 石が自分の想定より軽ければ願いが叶い、重ければ叶い難いとか。

ここも有名になりすぎて、多くの観光客でごった返し、神々しさが無くなってしまった感じがしますね。

おもかる石

奥社奉拝所からさらに山の上へ参道が続いていましたが、今日はここで折り返し、千本鳥居の左手を進み、神社から出ました。

いつもながら裏参道の人の流れは多い

京阪電鉄伏見稲荷駅に繋がる裏参道は狭い道ですが、露店が軒を並べさらに狭くなっています。

地域住民からの苦情で露店がなくなるというようなニュースを見ましたが、
まだ露店は建ち並び、香ばしい匂いが辺り一面に漂っていました。

名物すずめの焼き鳥

伏見稲荷といえばすずめの焼き鳥ですね。
僕は食べたことはないですが、見た目はとてもおいしそうです。
網の上に乗っているのはウズラかな?

すずめの焼き鳥

伏見稲荷でなぜすずめの焼き鳥が売られているのかというと、伏見稲荷は五穀豊穣の神様で、稲穂を食べるすずめを退治する意味があるからだそうです。

裏参道を横に抜けた商店街は閑散としていた

京阪電鉄伏見稲荷駅までの裏参道を抜ける道は人の流れが多いですが、横道へ逸れるとほとんど通行人の姿はなく閑散としていました。
うまく人を呼び込めるような動線があればいいのに。
なかなか難しいですね。

東福寺を目指す

伏見稲荷から東福寺までの約1㎞の道筋は特に観るべき史跡がないので、脇目もふらずひたすら歩きました。

酒屋さんがある場所で左に曲がると東福寺の南大門が見えました。

東福寺には今まで数回行ったことがあるのですが、南大門から入るのは今回が初めてです。

少し行って、六波羅門を潜ると、巨大な三門が見えます。

東福寺三門

東福寺は紅葉の名所で、シーズン中はかなりの参拝客で賑わいますが、今日はオフシーズンのため閑散としていました。

青もみじも美しい

紅葉の名所は初夏は青もみじの名所ともなります。
初夏の陽光に照らされた鮮やかな新緑はとても美しい。

今日は薄曇りでしたが、それでもこんなに鮮やかな緑色。
目の健康にいいっていう感じですね。

臥雲橋からの通天橋の眺め

紅葉の眺めもそうですが、東福寺のもみじを眺めるなら通天橋からが一番いいですが、臥雲橋からの眺めも結構いいです。
もみじの間から覗く通天橋の姿はいい絵になります。

通天橋に入るには¥400の拝観料が必要ですが、臥雲橋は東福寺に入る通路の途中ですから無料です。

でも紅葉の時期は長蛇の列となるので、立ち止まっての写真撮影はやめた方がいいですね。

最終目的地、今熊野観音堂に向かう

東福寺を後にして、最終目的地である今熊野観音堂に向かいます。

一旦、九条通りに出て、泉涌寺道に入り、ひたすら坂道を上がります。

途中、パトカーが通り過ぎ、何か事故でもあったのか?と思ったら、
この辺り一帯にサルが出没しているからくれぐれも出会っても目を合わせないようにとのアナウンス。

そういえば、東山からこの辺り一帯までがサル出没しているというニュースが流れていました。

泉涌寺の手前で道が三つに分かれます。
そのまままっすぐ行けば泉涌寺となります。
目的地の今熊野観音寺に行くには左の道へ入ります。

鳥居橋を渡り、奥へ進むと、子まもり大師像が出迎えてくれます。
大師とは弘法大師(空海)のことです。
今熊野観音寺は平安時代に嵯峨天皇の勅願により弘法大師が開創しました。

御本尊は十一面観世音菩薩で、西国三十三所第十五番霊場。
厄除、開運の寺として知られ、特に頭痛、智恵授け、ぼけ封じ、の観音様として信仰されています。

初夏には青もみじ、秋には紅葉が美しい

東福寺のもみじも美しいですが、ここのもみじも見応えがあります。

初夏には青もみじ、秋には紅葉が楽しめます。
東福寺に比べて、参拝客も少ないので、シーズンでも比較的ゆっくり観覧できます。

伏見稲荷から東福寺を経て、今熊野観音寺までの行程は約3㎞。
長くない距離なので、お勧めの散策コースです。

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